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今回のブログは、
ISO9001・ISO14001・ISO45001についてです。
特に建設業に特化したISOの内容を以下、説明していきます。
建設業における
ISO9001とは、優良施工を実現して
顧客満足を実現する仕組みです。
ISO9001は、品質マネジメントシステムですが、
もう完全に経営改善の仕組みといえます。
そこで、建設業における
優良施工とは? について考えてみましょう。
優良施工とは、
・施工品質が良いこと
・工期遅延がないこと
・労災事故がなく安全を実現していること
などでしょうか。
ISO9001は、これらのことを実現する仕組みなのです。
ただ、前述のようにISO9001は、
経営改善の仕組みですから、
あなたが建設会社の社長の場合、
「○○を改善したい」
「○○を実現したい」の
“○○”が明確になっているのでしたら
それを実現できるのがISO9001とも言えます。
例えば、
「人材不足を解決したい」のであれば、
ISO9001で人材不足を解決することも可能なのです。
また、
「公共工事の受注を実現したい」のであれば、
ISO9001を活用して、
公共工事受注を実現したり、受注高を増やしたりできるのです。
(国土交通省もISOを推奨しています)
(https://www.mlit.go.jp/tec/nyuusatu/iso.html)
ただ、多くの建設業者は、
・経審の総合評定値(P点)加点のためにISO9001を取りたい
・総合評価対策のためにISO9001を取りたい
が多いため、それであれば、最低限の仕組みで
日常業務に如何に支障なくISO9001に取り組む必要があります。
ISO9001は、建設会社自らが
「□□をやります」という仕組みを策定した場合、
それをやらなければなりません。
その結果、ISO9001で要求されていないことまで
「やります」という仕組みを策定してしまうと、
運用する建設業者さんとしては、非常に大変なことになるのです。
要は、この“□□”は、
ISO9001の要求事項として必ずやらなければならないのか?と言いますと
必ずそうではないのです。
ムダに複雑な仕組みにする必要はないのです。
ISO9001には、様々な取り組み方法があります。
一通りではないのです。
私みたいに、過去29年間、1700回を超える
主任審査員としての経験があると、
様々なISO9001への取り組み方や、処理方法を目の当たりにできるのです。
だからこそ、ISO9001に取り組む様々な手法を身に付けることができます。
仮に私が、ISO9001主任審査員ではなく(膨大な審査経験がなく)
単にISO9001コンサルタントの場合、
自分のやり方(コンサル先に指導するISO9001への取り組み方法)を
コンサル先に指導したにすぎません。
例えば、「私は、100社に対してのコンサル実績があります!」という
ISOコンサルタントの方がいらっしゃった場合、
それは、一つの指導方法を100社に導入させたに過ぎません。
しかし、「100社への審査経験があるISO主任審査員」の場合、
100通りのISOへの取り組み方法を経験していることになります。
ただ、残念なことにその経験した多くことは忘れてしまうのです。
ただ、「こんなやり方があったんだ!」とか
「この方法はとてもいいねぇ」というのは、
しっかり、印象に残りますし、
ましてや自らがISOコンサルタントを生業にしているのであれば、
その方法はしっかり記憶したうえで
自らのメソッド化することは言うまでもありません。
(ちなみに私は、350社以上のISOコンサル経験があります)
ですから、
企業がISOに取り組み、その指導をコンサルタントに依頼する場合
そのコンサルタントのISO審査経験は非常に貴重というか、
ISOコンサルタントを実施するうえでは、
ISOの主任審査員としての経験は、非常に重要な経験といえます。
では、建設業者がISOに取り組み、
その指導をコンサルタントに依頼する場合、
どのようなコンサルタントに依頼すべきなのか?
まずは、前述の通り
建設業者への審査経験豊富な
主任審査員であることです。
ちなみに審査員のランクは、上から、
・主任審査員
・審査員
・審査員補
と、ありますが、
「主任審査員」以外は、
審査を単独でオペレーションする権限がないので、
あまり、意味がないと思います。
「私はISO審査員です」と仰る方でも
主任審査員ではなく
単なる「審査員」「審査員補」の場合は、
あまり期待しないほうが良いでしょう。
とくに「審査員補」は、
審査経験のない方や、審査人数にも数えられない見習いなのです。
さらに経歴として
ISOコンサルタントの経歴として、
「ISO審査員研修受講」というのがありますが、
それは、単に審査員研修を受講しただけであり
審査経験がゼロの証明といえます。
まぁ、あまりこのようなことを暴露するのは
品がないのかもしれませんが、
皆さんに真実をお伝えする必要があり、触れた次第です。
なぜ、真実をお伝えするのか?
それは、
「こんなISOコンサルタントならいらない」と
嘆いているISO取り組み企業が一定数
存在しているからです。
これまでの29年間、1700回以上にわたり
主任審査員として、ISO審査を実施した経験者として、
(今でも年間50回以上審査を担当しています)
審査先企業からコンサルタントの愚痴を聞くことがあるのです。
ISO審査員としては、
その「愚痴」に対して、
同調して、一緒にISOコンサルタントの問題点を述べることは
慎んでいますが、
やはり、実力が伴わないISOコンサルタントの指導を受け
苦しんでいるISO取り組み企業を目の当たりにするのは
辛いものがあります。
話を戻して、
建設業者がISOに取り組むための
コンサルタントを探す場合、
第一の要件は、
「そのコンサルタントはISO主任審査員であること」ですが、
第二の要件として
「建設業のことを熟知している必要がある」のです。
この“建設業のことを熟知している”とは、
・建設業の業務な内容を理解している
ことは、もちろんです。
例えば、建設業者に対してISO指導を担当する場合、
・施工計画書がわからない
・出来形管理がわからない
・特定自主検査がわからない
・施工体系図がわからない
・KYや安パトがわからない
などでは、ISOの指導者というか、ISOコンサルタントとしては、
不適切でしょう。
そして、次に非常に重要なことを説明します。
そもそも、建設業者さんがISOに取り組むということは、
前述の通り、
・経審の総合評定値(P点)加点のためにISO9001を取りたい
・総合評価対策のためにISO9001を取りたい
場合が殆どですから、
経審(経営事項審査申請)の仕組みや加点方法を
理解していなくてはなりません。
もちろん、総合評価落札方式の理解についても当然でしょう。
そうなると、
建設業者さんがISO9001をはじめとする
ISOに取り組む場合、
指導を仰ぐISOコンサルタントは絞られることになるでしょう。
「当社もISOに取り組みたい!」と思ったら
まず、建設業会館にお越しいただくか、お電話ください。
愛知建設業会館
全国対応いたします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
執筆者 山本昌幸

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